~ 2025年 夏 第1号 ~

谷むらにそっと伝わる秘密のレシピ?
いえいえそんなかっこいいものじゃありません。
毎日の暮らしに根差したささやかなのんびりした毎日。 ただそれだけ。

よろしければぜひ^_^

酒まんじゅう(約10個分)

■作り方
①Aを合わせて混ぜておき、別のボウルでBもよく混ぜておく。

②AにBを少しづつ入れて練り、手でこねる。
③生地を半分にして「それを5個ずつに小分けする(全部で10個になる)
④生地にあんこを入れて敷皮を敷く。布巾をかけ、15分くらい寝かせる。
⑤蒸し器に火を入れ、蒸し器の中を温める。15分蒸し、火を止めて4分置く

■ポイント
蒸し器からよく蒸気が上がっているのを確認してから蒸しましょう

■材料(A)
地粉(中力粉):300g
砂糖:小さじ2
塩:少々
ベーキングパウダー:3g
※地粉とは
地元で収穫された小麦粉を粉にしたもの。
挾間町では陣屋市場でよく見かけます。

■材料(B)
酒:20cc
水:160cc
イースト:10g

■あんこ

わらびの南蛮漬け

■作り方
①あく抜きしたわらびを水に打ち上げて、三杯酢につける(三杯酢は砂糖と酢、塩)
②かえりちりめん(ちりめんじゃこより少し大きく、いりこよりは小さなものがちょうどいい)と鷹の爪の輪切りを入れ、ごま油を少し垂らす

■わらびのあく抜きのやり方(重曹を使う場合)
・わらび400gにつき重曹大さじ1
①鍋などの容器にわらびを入れ、食用の重曹を振りかける。
②沸騰したお湯をわらびに注ぐ(わらび全体がお湯に浸かるようにする)
③落とし蓋をして一晩そのままにしておく。
④水の黒ずみがなくなるまで何度か水を入れ替える。水がきれいになったら、そのまま何時間か漬けておく。

■材料(すべて目分量)
わらび(あく抜きしたもの)
三杯酢(砂糖・塩・酢)
鷹の爪
かえりちりめん
ごま油

平島家のこねり

■作り方
①野菜は食べやすい大きさに切る。
②鍋にサラダ油を熱し、ちりめんじゃこを炒める。じゃがいもやかぼちゃなどの煮えにくい野菜から順に入れて炒める。
③お好みの量の水を入れて煮る。出来上がりの量を増やしたい時には水を少し多めにする(この時はひたひたの水量でした)
④なすを入れ、苦瓜も入れる。じゃがいもとかぼちゃが煮えたら、砂糖、みりん、しょうゆで味をつける。しょうゆは薄口にしたり、お好みで顆粒だしや白だしを使っても〇
⑤小麦粉を水で溶いておいたものをぐつぐつと煮えている鍋に垂らし入れて具材をまとめる。

■ポイント
固めにしたい人は小麦粉を増やし、ゆるめにしたい人は小麦粉を少なめにするとよいです。

■材料(人数に応じて量の増減を)
必要な野菜:苦瓜(にがうり)、なす
あればよい野菜:かぼちゃ、じゃがいも、玉ねぎなど
ちりめんじゃこ(いりこや昆布でとっただしでも可)
サラダ油
小麦粉(米粉でもよい)
砂糖
みりん
しょうゆ
顆粒だし(お好みで)

■こねりは夏の食べもの
にがうりとなすを入れて、小麦粉などの粉類でとろみさえつければOK。
「うちはゆるいのが好き」「私は固めが好み」など、とろみの濃度や水量は各家庭それぞれ。とっても大らかで融通の利くおかずです。

ふきの煮付け

■作り方
①先に皮をむく。大きさをそろえてゆがき、ゆでこぼす。あくを取りたいときは少し長めにゆでる。
②水に10分ほどつける。
③みりん、砂糖、しょうゆで煮る(水は入れません)

■材料(すべて目分量)
ふき
みりん
砂糖
しょうゆ

~今昔、谷むらのなにげない土曜日の食卓を訪ねる~