谷むらづくり協議会とは

会長田中 広人

谷地域のこれから

⾕むらづくり協議会のホームページ開設にあたり、⼀⾔ご挨拶申し上げます。令和3年4⽉、⾕むらづくり協議会を設⽴した⼤きな課題の⼀つに、⾕⼩学校の存続があります。現在、⾕⼩学校の⽣徒数は49名で、何とか複式学級の難を逃れている状況で、閉校の危機が迫った状況下にあります。この危機状況を早く解決しようと検討した結果、移住促進や⾕⼩学校の特定認定校の広報を進めていこうという結論になりました。現在、空き家及び空き宅地情報などを地域で協⼒しながら情報収集し、由布市への情報提供を進めている状況です。詳細は由布市のホームページをご覧ください。私たちが住む⾕地区は、⼤分市内から⾞で30分以内にあり、交通の便もよく、北⻄には由布岳と鶴⾒岳が⼀望できる⾵光明媚な地域です。地域の住⺠は優しく、⼈情味あふれるこの地域に、移住していただける皆さんを⼼から歓迎したいと考えています。特に⼩学校⼊学前のお⼦様連れのご家族は⼤歓迎いたします。ぜひ⼀度、この⾕地域に⾜を運んでいただき、様⼦をご⾒聞いただけるようお願い申し上げます。

自治会長江藤 英二

谷地域のこれから

⾕地域は、静かな環境と⾃然豊かな地域であり、⼤分市中⼼部にも近く、通勤にも便利な地理的条件にありますが、⼈⼝減少に⻭⽌めがかからず、各⾃治区においては、各種⾏事に⽀障が⽣じています。そのような中、若い⽅達を中⼼に「⾕むらづくり協議会」が発⾜したことは、⼤変明るい話題であり、⾕⼩学校の存続や地域の活性化につながるものと⼤いに期待しているところです。⾕地区⾃治委員会も、全⾯的に協⼒することはもちろんのこと、「⾕地域の⽣活環境が向上し、よりよい地域になった。」といわれるような流れをつくりたいと考えています。⾕地域には、校区⺠⼤会や盆踊り⼤会をなど、これまで数多くの地域づくりに参加してきた地域づくりの経験者が多数おられます。この⽅達にも、「出来る事から地域活動を」ということで、これからの活動にも積極的にご協⼒していただきたいと期待しているところです。また、⾃治区においても、移住希望者等への空家・空地の情報発信及び相談窓⼝を設けるなど、移住希望者が安⼼して居住できるための環境整備をしていきたいと考えています。健康で⻑⽣きする最⼤の秘訣は、⼈とのコミュニケーションを図ることです。⾕むらづくりの活動に多くの⽅達が参加して、楽しく活⼒ある地域にしていきましょう。

谷むらづくり協議会

谷むらづくり協議会は、住民が主体となり、暮らしやすさや地域活力の向上のための活動を行っています。
谷地域の豊かな自然環境や伝統・文化を大切にしながら、大分市から近く通勤や通学が便利である魅力的な環境を活かし、子どもから高齢者まで、あらゆる 世代が、お互いに元気に明るく生きることができる“谷むら”の実現をめざしています。

運営団体名   : 谷むらづくり協議会
住所      : 〒879-5531 大分県由布市挾間町谷699
メールアドレス : yufushi.tanimura アットマーク gmail.com


事業目的

  • 少⼦⾼齢化が進む⾕地区において、この地域で安⼼して住み続けていくため、現状の課題を抽出・整理し、解決に向けて事業の展開を図る。また、 ⾕⼩学校の閉校予防策に取り組む。


事業内容

  • ひとり暮らし見守り隊、子どもの見守り隊、谷むらへの移住支援、谷小学校との連携事業、グランドゴルフ大会、地域の伝統文化の復活・参加、耕作放棄地の有効活用など。


関連団体

  • せんだんの会(おやじの会)、消防団、PTA、谷地区自治委員会、さざんか農事組合法人、白岳里山保繕会、谷っ子児童クラブ、農事組合法人なかえ、妙音山を守る会など

谷むらづくり行動計画

“谷むら”づくりでは、こんな取り組みを行っています。

豊かな谷むら世界へ発信
広報

  • 谷むらの活動や暮らしを写真等で紹介し、日本の農村の四季や取組を世界へ発信します。
  • 谷むらの豊かな農村風景は、懐かしさを呼び起こします。住んでいる人も一度出た人も、谷むらの良さをふたたび知ることができます。
  • 世界に向けて発信した情報は谷むらの記録や暮らしの記憶としてもたくわえられます。

生かせ故郷の里山、活力あふれる谷むら
自主財源の確保

  • むらづくりには、運営のための資金が必要です。
  • 谷むらにある、耕作放棄地や農作物からの副産物などを利用し、谷むらブランドを生み出します。
  • 地域に仕事が生まれ、農地が美しくよみがえります。
  • 子どもたちが自然の中で元気に遊べる場所をつくります。週末に家族で訪れ、元気を取り戻せる場所になります。人が集まることで、地域にお金が巡ります。

安心して暮らせる谷むら
見守り活動

  • 高齢になっても、安心して暮らすことができる持続可能な仕組みをつくります。
  • 一人暮らしの高齢者の日常生活を支えあえるよう、見守りや暮らしの中で必要な移動など、地域で支えあえる仕組みを模索します。

子どもの感性が光る谷むら
交流促進

  • 定期的なスポーツ大会の開催や谷小学校との連携事業を行います。
  • 谷地域に受け継がれている歴史や、伝統文化、お祭りなど、“谷むら全体”として取り組み、次の世代に受け継いでいきます。

住んで実感便利な田舎谷むら
移住促進

  • 市役所が取り組む移住定住の事業との連携を行います。
  • 谷むらが大事にしている地域のありかたに共感する住民が増え、子どもたちがのびのびと育つ地域になっています。
部会 主な取組内容
むらづくり部会 福祉・安全安心・むらづくり、移住定住、移動支援
広報部会 広報活動(新聞づくり、SNS)
子育て・共育・文化部会 谷小学校との連携、社会教育、歴史文化、伝統、祭り
環境・保全部会 農地保全、環境保全、景観整備、自然体験活動